2026年2月27日 News

第1回では「朝の整え方」(『【妊活と生活リズム①】妊活中の「朝」は、がんばらなくていい 〜ホルモン・血糖・腸を守る朝の整え方〜』、第2回では「夜と睡眠」について(『【妊活と生活リズム②】夜の過ごし方が、妊活を左右する 〜睡眠・血糖・ホルモンを守るためにできること〜』お伝えしてきました。

そして今回は、その両方を支えている大切なテーマ、「日中の血糖コントロール」についてお話しします。

実は、「✔ 朝がつらい」「✔ 夜に目が覚める」「✔ 疲れやすい」「✔ 気分が不安定」こうした不調の多くは、日中の血糖の乱れと深く関係しています。

【妊活と血糖は、なぜ関係があるのか?】

血糖とは、血液中のブドウ糖(エネルギー)の量のことです。

私たちの体は、「脳を働かせる」「内臓を動かす」「ホルモンをつくる」ために、常に安定した血糖を必要としています。

この血糖が乱れると、体は「非常事態」と判断し、妊活よりも“生きるための防御”を優先してしまいます。

【血糖が乱れると起こりやすい症状】

日中に血糖が不安定な方は、こんな状態になりやすくなります。

・食後に強く眠くなる
・甘い物がやめられない
・夕方にぐったりする
・イライラしやすい
・集中できない

そして夜には、

・寝つきが悪い
・夜中に目が覚める
・夢が多い

といった形で影響が出てきます。

【「血糖スパイク」が妊活を邪魔する】

血糖が急に上がり、その後急に下がることを血糖スパイクといいます。

血糖スパイクが起きやすいのは、糖質が中心で、たんぱく質や脂質が少ない食事が続く場合です。

たとえば、「朝:パンと甘い飲み物だけ」「昼:丼や麺類だけの単品メニュー」「補食:お菓子や甘い飲み物のみ」といった食べ方は、糖を急激に上げやすくなります。

こうした食事が続くと、📈 血糖が急上昇 📉 その後、急降下を何度も繰り返します。

この状態は、体にとって大きなストレスです。

【日中の血糖の乱れは、夜まで続く】

血糖の乱れは、その場だけで終わりません。

日中に大きく上下した血糖は、夜まで影響を残します。

すると、「✔ 夜間低血糖」「✔ 浅い睡眠「✔ 不安感」「✔ 早朝覚醒」につながりやすくなります。

つまり、昼の食べ方が、夜の眠りを決めていると言えるのです。

【妊活に大切な「ファーストミール効果」】

一日の血糖を左右するのが、最初に食べる食事です。

これを「ファーストミール効果」といいます。

朝に、「パンや甘い飲み物」だけではなく、「 たんぱく質と温かいもの」を選ぶだけで、その後の血糖の安定度が大きく変わります。

おすすめは、「卵」「味噌汁・スープ」「魚」「ボーンブロス」「ごはん少量」などを組み合わせることです。

【グルテン・カゼインは一度やめてみる】

パンや乳製品は、手軽で取りやすい食品です。

しかし、体に合わない方も少なくありません。

問題は、普段食べていると不調に気づきにくいことです。

当院では、一度グルテン・カゼインを控えてみることをおすすめしています。

多くの方が、やめた後に再開すると、「重たい」「眠くなる」「お腹が張る」と変化を感じられます。

【日中に意識したい3つのポイント】

① 食事を抜かない

空腹時間が長いと、血糖が乱れやすくなります。

特に朝抜きは要注意です。

② たんぱく質を毎食入れる

たんぱく質は、血糖を安定させる土台です。

卵 肉 魚 豆腐を意識してとりましょう。

③ 間食は「補給」と考える

お菓子ではなく、「干し芋」「剥いた甘栗」「ナッツ」「ゆで卵」「チーズ少量」「スープ」などがおすすめです。

【血糖が整うと、体はこう変わる】

日中の血糖が安定してくると、「✔ 疲れにくくなる」「✔ 甘い物が減る」「✔ 夜よく眠れる」「✔ 気分が安定する」「✔ 基礎体温が安定しやすい」といった変化が出てきます。

これは、体が「安心モード」に入ったサインです。

【鍼灸でできる血糖サポート】

鍼灸では、「自律神経調整」「内臓機能サポート」「血流改善」「ストレス緩和」を通して、血糖が安定しやすい体づくりを行います。

食事だけで整わない方ほど、体の土台ケアが重要になります。

【まとめ:妊活は「朝・昼・夜」で整う】

これまでお伝えしてきたように、「① 朝:光とリズム」「② 夜:睡眠と回復」「③ 昼:血糖と食事」この3つがそろって、はじめて妊活の土台が整います。

どれか一つだけ頑張っても、体はなかなか変わりません。

まずは、「朝ごはんを少し変える」「間食を見直す」など、できることから始めてみてください。

【シリーズまとめ】

このシリーズでは、「第1回:朝の整え方」「第2回:夜と睡眠」「第3回:血糖と食事

」をお伝えしてきました。

妊活は、特別なことよりも、毎日の積み重ねがいちばん大切です。

お一人で悩まず、必要なときはいつでもご相談ください。

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