12月10日 42歳女性 長生郡一宮町在住 (千葉メディカルセンター併用)陽性判定のご報告いただきました。おめでとうございます。
千葉メディカルセンター産婦人科外来で、不妊治療を受けながら、鍼灸整骨うりずんの...etc
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こんにちは、鍼灸整骨うりずんの金親です。
前回は「妊活中の方は、水素添加して作られた人工的なトランス脂肪酸をできるだけ避けましょう。」というお話ししました。
今回はその続きで、人工的トランス脂肪酸が多く含まれる可能性がある食品についてお話をいたします。
前回のブログ更新から、大分時間がたってしまいました。
なぜかというと調べれば調べるほど、日本の食品会社は、企業努力により、人工的トランス脂肪酸の量を低減していることが分かってしまい、あまり悪者扱いするのもどうかなと思ってしまったからです。
しかしながらやはり、人工的トランス脂肪酸が多く含まれる可能性のある食べ物を妊活中の方が食べ過ぎてしまうかもしれないことを見逃せないと思い、泣く泣く、人工的トランス脂肪酸を含む可能性のある食べ物を、発表したいと思います。
規制もかけられていないのに、頑張っている食品会社や飲食業界の方には、心より敬意を払っております。
しかしながら、妊活をしている方のために、人工的トランス脂肪酸が含まれる可能性が高い食品を以下に紹介いたします。
マヨネーズ
コンビニやスーパーマーケットなどで売っている菓子パン・パン
ドーナッツ
フライドポテト
パイ
ポテトチップスなどスナック菓子
クッキー
マーガリン・ファットスプレッド
ショートニング
マーガリンとファットスプレッド・ショートニングは人工的トランス脂肪酸を含む油脂で、それらを使って作られた食品も、人工的トランス脂肪酸を含む食品と考えています。
人工的トランス脂肪酸は、妊活に大事な細胞膜を硬くするため、妊活中の方は、できるだけ食べない方がよいと思います。
日本の食品成分表示には、トランス脂肪酸の含有量を明記する義務がありません。
我々一人一人が、気を付けてなるべく摂らないようにする必要があります。
WHOでは、トランス脂肪酸の摂取量を1日の総摂取カロリーの1パーセントまでに推奨しており、1日2000kCalの食事の場合、トランス脂肪酸の摂取量を2g程度までにするとよいとしています。
それを踏まえて下記の食品が、どの程度のトランス脂肪酸を含んでいるかを考えながら読んでいただくとよいと思います。
【人工的トランス脂肪酸を含む可能性が高い食品。】
【マヨネーズ 100gあたり1.1g 大さじ1杯15gあたり、0.17g】
マヨネーズには、トランス脂肪酸が含まれています。
「何にでもマヨネーズをかけちゃうんだよね。」というタイプの方は、気を付けないとトランス脂肪酸の摂りすぎになる可能性があります。
【菓子パン 100gあたり 0.27g ちなみにメロンパンは、1個80gくらい】
コンビニやスーパーマーケットで売られている安価な菓子パンは、低コストのマーガリンやショートニングが使われることが良くあります。
妊活中の方は、コンビニやスーパーマーケットに売っている菓子パンなどはできるだけ食べないようにしましょう。
【ドーナッツ 100gあたり0.69g オールドファッションは、1個 80gくらい】
サクサクおいしいドーナッツですが、あの軽い食感を出すためにショートニングなどのトランス脂肪酸が使われている可能性があります。
ちなみにミスタードーナツでは、トランス脂肪酸を抑えたショートニングを使っていて、1個ドーナツを食べても、トランス脂肪酸の摂取量は0.25g程度だそうです。
大分頑張って減らしていますが、やはり食べすぎは禁物です。
【フライドポテト 100gあたり、0.73g 大手ファストフードチェーンのポテト Ⅿサイズ135g】
ファストフードで提供されるフライドポテトなどもやはりショートニングで揚げられている可能性があります。
ちなみにマクドナルドのホームページによると、マクドナルドでは、牛脂とパーム油のブレンド油脂であげているとのことでした。
ちなみに牛や羊などの脂身や乳製品には、天然のトランス脂肪酸が含まれています。
人工的なトランス脂肪酸よりも健康に対する影響が少ないとされていますが、、食べ過ぎれば、健康への悪影響はあります。
【パイ 100gあたり含有量 1.16g 大手パン会社の100円台で買えるアップルパイは145g】
パイにはショートニングやマーガリンなどの人工的なトランス脂肪酸を使用して作っているものがありますので、気を付けなくてはいけません。
【ポテトチップス 100gあたり含有量 1.7g ちなみに大手お菓子会社のお徳用サイズで126g】
ポテトチップスもやはりトランス脂肪酸を含む食べ物です。
ちなみにカルビーや湖池屋のような大手お菓子メーカーのホームページによると、水素添加した油を使っている商品は少ないようです。
しかしながら、植物油のにおいを消すために油を高温で加熱した際にトランス脂肪酸は生成されます。
やはり天然のトランス脂肪酸に比べると健康への悪影響はあるようです。
【クッキー ビスケット 100gあたり1.9g 1枚で10g程度】
みんな大好き、クッキー・ビスケットのサクサクした食感はショートニングによって作られています。
これも各お菓子メーカーは、人工的なトランス脂肪酸減量の努力をしていますが、食べ過ぎには、注意しましょう。
【マーガリン 100gあたり1.8g】
人工的なトランス脂肪酸を含む油脂の中で一番身近なものがマーガリンだと思います。
もしかしたら、お宅の冷蔵庫の中にも入っているかもしれません。
2006年以降、各企業の努力で、含まれる人工的なトランス脂肪酸の量は、著しく減っています。
しかしながら、妊活中の方には、お勧めできません。
【ショートニング 100gあたり4.8g (2008年 年日本マーガリン工業会調査)】
お菓子作りやパン作りなどをするときに使われる油脂で、植物油に水素添加をして固めたものです。
人工的なトランス脂肪酸を多く含みますが、これも各企業の努力で、2006年以降、著しく減っています。
お家でお菓子作りやパン作りをする方は、なるべくバターなどを使うことによって人工的なトランス脂肪酸の量を減らすことが出来ます。
今は、トランス脂肪酸を含まないショートニングも販売されています。
お菓子作りやパン作りをご自宅で楽しまれる方は、そういった商品を使うことも良いでしょう。
【まとめ】
人工的なトランス脂肪酸が健康に対し有害であるため、世界的に規制する動きがあります。
日本では、国としての規制がないにもかかわらず、企業努力により、マーガリン・ファットスプレッド・ショートニングなどの食品に含まれる人工的トランス脂肪酸の量は著しく減っています。
しかしながら、水素添加したことによってできた人工的なトランス脂肪酸には、細胞膜を硬くして、細胞膜の働きを悪くしてしまいます。
妊活中の方は、性ホルモンを作る、分泌する、卵子を作る、精子を作る、受精する、着床する、細胞分裂をするなど、すべての段階で、細胞膜の働きは大切です。
妊活中の方は、人工的トランス脂肪酸を避けるよう心がけましょう。
マヨネーズ・菓子パン・パイ・スナック菓子・フライドポテト・クッキー・マーガリン・ショートニングなどは、人工的なトランス脂肪酸を含んでいる可能性が高い食品です。
ストイックになりすぎなくても良いと思います。
しかしながら、日常の食事の中から、減らす努力をしましょう。
千葉市の鍼灸院 鍼灸整骨うりずんは、妊活中のカップルが少しでも早く妊娠できるよう、鍼灸治療・メディカルアロマテラピー・よもぎ蒸しなどでお手伝いさせていただいています。
ご懐妊・ご出産のご報告を頂いたときが、私たちの一番の喜びです。
これからも施術で妊活のお手伝いをさせていただき、妊活にかかわる情報発信もどんどんしていきたいと考えております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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