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千葉市の妊活専門鍼灸院 鍼灸整骨うりずんです。
夏本番、そして「土用(どよう)」の時期がやってきました。
2025年の夏の土用は、**7月19日(土)〜8月6日(水)**です。
東洋医学では、体の状態を「五蔵六府(ごぞうろっぷ)」という臓器のはたらきでとらえ、さらに「季節との関係」も非常に重視します。
それぞれの季節には、その時期にいちばん活発に働く蔵があるとされており、土用の時期は“脾(ひ)”という消化や栄養を吸収する力をつかさどる臓が疲れやすいとされています。
🍃 五臓と季節はリンクしている
東洋医学の考え方では、五蔵と自然界の関係を次のように考えます:
蔵 | 対応する季節 | はたらきが活発になる |
---|---|---|
肝(かん) | 春 | 体の巡りを整える |
心(しん) | 夏 | 血流と精神を安定させる |
脾(ひ) | 土用(季節の変わり目) | 食べたものから血やエネルギーをつくる |
肺(はい) | 秋 | 呼吸と免疫を調整する |
腎(じん) | 冬 | 生命力やホルモンを支える |
それぞれの季節になると、対応する蔵の働きが自然と高まりやすくなります。
つまり土用の時期には「脾」がよく働くタイミングなのです。
でも、弱っている蔵には“かえって負担”になることも
本来であれば、季節の流れに合わせて臓が活発になり、自然に体も整っていくものです。
ところが、その蔵がもともと調子を崩していたり、弱っていたりすると――
「がんばらなくても勝手に働いてしまい、かえって負担がかかってしまう」
ような状態になり、体調を崩してしまうことがあります。
たとえば「脾」の働きが弱っている人が土用を迎えると、
- 胃腸の不調が強く出たり
- 食欲がさらに落ちたり
- だるさやむくみ、冷えが悪化したり
といった症状が出やすくなります。
🧘 妊活中の方にとって大切な蔵「脾(ひ)」
「脾」は、食べたものから血やエネルギー(気)を作る力を担っており、体を支える“土台”のような働きをしています。
妊活中の方の中には、
- 胃腸の調子が安定しない
- 食欲が落ちやすい
- 冷えやむくみが気になる
- 生理が不安定・経血が少ない
といったお悩みを抱えている方が少なくありません。
そうした方は、この時期に余計な負担をかけないようにすることが大切です。
❄ 冷たいものが脾にダメージを与える?
夏はつい、こんなものを食べたくなりますよね。
- そうめんや冷やし中華
- アイス・かき氷
- スイカや桃などの果物
- 氷入りのジュースやビール
これらの“冷たいもの”は、口当たりはよいのですが、胃腸(=脾)の働きを弱めてしまいやすいのです。
その結果、
- 消化不良や食欲不振
- お腹の張りや下痢
- 体のだるさ、頭がぼーっとする
- ホルモンバランスの乱れ
といった不調につながることもあります。
🍽 「う」のつく食べ物で“うんと”元気に?
2025年の土用の丑の日は
- 一の丑:7月24日(木)
- 二の丑:8月5日(火)
「丑(うし)の日には“う”のつく食べ物を食べるとよい」という風習をご存じですか?
この言い伝えは、江戸時代に平賀源内が広めたとされており、
「丑の日には“う”のつくものを食べて、“うん”と元気に!」
という語呂合わせのようなアイデアが、庶民のあいだで親しまれるようになったといわれています。
ですが、これは単なる語呂合わせにとどまらず、夏の体調管理にも理にかなった知恵です。
🍱「う」のつく食べ物は夏の養生にぴったり!
食べ物 | はたらき |
---|---|
うなぎ | ビタミン豊富。疲労回復・夏バテ防止に◎ |
うり類(きゅうり・冬瓜・すいかなど) | 体の余分な熱や水分を外に出す。利尿作用あり |
梅干し | 胃腸を引き締め、殺菌・食欲増進に効果的 |
✅ 夏の土用を元気に乗り切るための習慣
- 冷たい飲み物を避け、常温や白湯を意識して
- 果物は朝や昼間に、冷やしすぎず少量
- 夜更かしをせず、胃腸の休息時間を確保
- 鍼灸やお灸で内臓の働きをやさしくサポートするのもおすすめです
🍀 まとめ:土用は「体を切り替える準備期間」
東洋医学では、五蔵のうち「脾」は土用の季節に働きが高まりやすいとされています。
本来なら、体の土台を整えるよいタイミングなのですが、脾が弱っている人にとっては、この“自然に活発になろうとする流れ”自体が負担になることもあります。
つまり、無理に活性化させようとしなくても、季節に合わせて脾はがんばってしまう。だからこそ、“余計な負担をかけずにやさしく整えてあげる”ことが大切なのです。
冷たいものを控えて胃腸を休める、やさしい食事を心がける――
そんな小さなケアが、体の内側の調子を整え、妊活にもつながる“からだのめぐり”を助けてくれます。
“う”のつく食べ物や東洋医学の知恵を取り入れながら、
この夏は、自分をいたわる季節の過ごし方を意識してみませんか?
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