第4回 セックスをたくさんすると妊娠しやすい子宮内膜ができます!!
こんにちは。
鍼灸整骨うりずんの金親です。
第3回のブログ...etc
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こんにちは。
千葉市の妊活専門鍼灸院「鍼灸整骨うりずん」です。
妊活中の方にとって、「ホルモンバランス」「血流」「自律神経の安定」はどれも大切なキーワードです。
でも実は、それらを根底で支えているのが——腸の健康だということをご存じでしょうか?
腸は「栄養の入り口」であるだけでなく、ホルモンや神経伝達物質、免疫、さらにはビタミンの合成にも深く関わっています。
🧬 腸で吸収されるビタミンB群とは?
ビタミンB群は、エネルギー代謝・ホルモン合成・神経の安定に欠かせない栄養素です。
妊活では特に、B₁・B₂・B₆・B₁₂・葉酸などが重要。
これらのビタミンB群は、小腸の空腸から回腸にかけて吸収され、その後、肝臓で活性化されて体内で働きます。
つまり、腸が元気でないと、せっかく摂った栄養も吸収されにくいということ。
慢性的な便秘・下痢・ガス・腹部の張りがある場合、ビタミンB群の利用効率が大きく下がってしまうことがあります。
💡 腸内環境が悪いと、ビタミンBが不足する理由
1.消化吸収の低下
腸の炎症やリーキーガット(腸粘膜バリアの破綻)があると、吸収面積が減り、ビタミンB群がうまく取り込めません。
2.善玉菌の減少
腸内細菌のうち善玉菌(ビフィズス菌・乳酸菌など)は、ビタミンB₆・葉酸・ビオチンなどを自ら合成しています。
腸内環境が乱れると、その“ビタミン工場”の働きも低下します。
3.悪玉菌の増加
悪玉菌が増えると、腸内がアルカリ性に傾き、ビタミンB群の吸収や合成が妨げられることもあります。
🌸 妊活におけるビタミンB群の主な働き
| ビタミン | 主な働き | 妊活への影響 |
|---|---|---|
| B₆ | 黄体ホルモン合成、セロトニン生成 | 着床維持、情緒安定、つわりの軽減 |
| B₁₂・葉酸 | DNA合成、ホモシステイン代謝 | 流産予防、胎児の神経発達 |
| B₂ | ミトコンドリアでのエネルギー生成 | 卵子の質・細胞の再生 |
| B₁ | 糖代謝・神経機能 | エネルギー不足防止、イライラ軽減 |
| ナイアシン(B₃) | 血流改善・解毒サポート | 着床環境を整える |
① 「ねばねば・ぬるぬる・つるつる」の食材を!
うりずんでは、水溶性食物繊維をとくにおすすめしています。
水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸の粘膜を守りながら、ビタミンやミネラルの吸収を助けてくれます。
食感のヒントは「ねばねば・ぬるぬる・つるつる」。
・海藻類(わかめ・めかぶ・昆布・もずく)
・野菜(オクラ・モロヘイヤ・山芋・ゴボウ)
・果物(バナナ・りんご・キウイなど)
・こんにゃく、寒天、里芋 など
これらはプレバイオティクス(=腸内細菌のエサ)として働き、腸内でビフィズス菌や乳酸菌を育ててくれます。
② 発酵食品をプラス
味噌、納豆、ぬか漬け、ヨーグルトなどを毎日少しずつ。
善玉菌そのものを補う「プロバイオティクス」として働きます。
③ 動物性たんぱく質を適量に
B₆やB₁₂は肉・魚・卵に多く含まれます。
発酵食品や野菜と組み合わせることで、腸内細菌の多様性もアップします。
④ 小麦・砂糖をとりすぎない
グルテンや精製糖をとりすぎると、腸粘膜が刺激を受けて炎症を起こしやすくなり、吸収を妨げてしまうことがあります。
🌼 まとめ
腸は「栄養を受け取る臓器」であると同時に、腸内細菌を介してホルモンや神経伝達物質のバランスを整える“内なる土台”です。
腸が整うことで、ビタミンB群がしっかり吸収され、ホルモンバランスも安定し、妊娠しやすい体へと導かれます。
「ねばねば・ぬるぬる・つるつる」した食材には、水溶性食物繊維がたっぷり。
海藻やオクラ、こんにゃく、ゴボウ、山芋などを日常的に取り入れることで、腸内細菌のエサとなり、善玉菌が増え、栄養吸収力も高まります。
毎日の食卓に、腸がよろこぶ“ねばねば・ぬるぬる・つるつる”をプラスして、体の内側から妊娠しやすいコンディションを育てていきましょう。
🪷 鍼灸整骨うりずんでは
妊活に特化した鍼灸施術に加え、腸の働きを整える温熱療法や、食事・栄養・自律神経のトータルケアを行っています。
便秘・冷え・PMS・疲れやすさなど、腸がサインを出していることも多いです。
腸を整えて「授かる力」を育てましょう。
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