2025年11月14日 News

卵子・子宮・ホルモンを守る“妊娠準備ビタミン”

こんにちは。

千葉市の妊活専門鍼灸院「鍼灸整骨うりずん」です。

妊活中の方とお話ししていると、鉄や葉酸のような栄養は注目される一方で、見落とされやすいのがビタミンA

実はこのビタミンA、妊娠を望む女性にとって、とても心強い味方になってくれる栄養素なんです。

🔶 ビタミンAが妊活にうれしい理由

① 卵子の質を守り、育つ力をサポート

ビタミンAは細胞の成長を助ける働きがあり、卵子が健やかに育つ環境を整えてくれます。

また、酸化ストレスから卵子を守る役割もあるため、“質の良い卵子づくり”に役立ちます。

② 子宮内膜を整え、着床しやすい環境に

ふかふかでやわらかい子宮内膜は着床に欠かせません。

ビタミンAは粘膜のうるおいと健康を守ることで、受精卵が根づきやすいベッド作りをサポートします。

③ 女性ホルモンの働きを助ける

ビタミンAは生殖ホルモンのバランスに関わり、特に黄体ホルモン(プロゲステロン)が働きやすい状態に整えてくれます。

妊娠を継続しやすい体づくりに役立つ、大切なポイントです。

④ 免疫バランスを整えて妊娠をサポート

妊娠には「攻撃しすぎない免疫バランス」が必要です。

ビタミンAは粘膜免疫を整え、子宮や腸などの粘膜の健康を守りながら、妊娠の維持にもプラスに働きます。

⑤ 妊娠後は、赤ちゃんの発育にも不可欠

妊娠成立後は、ビタミンAは赤ちゃんの臓器・目・骨格・心臓などの発育に欠かせない栄養素となります。

🥕 どんな食材に含まれている?

食材特徴
レバー・卵黄・バター・チーズ
・うなぎ
レチノール(ビタミンAそのもの)吸収率が高い
にんじん・かぼちゃ・ほうれん草・モロヘイヤβ-カロテン(体内でAに変換)過剰摂取の心配が少ない

※油と一緒にとると吸収率がアップします(例:人参+オリーブオイル)

注意:レバーは妊活中の方はビタミンAの取りすぎになるので、避けた方がよい。

🍽 妊活さんにおすすめ!ビタミンAがとれる簡単レシピ4選

✅ にんじんとアボカドのごまオイルサラダ(β-カロテン×良質脂質)

にんじんを細切りにし、アボカド・ごま油・塩・レモンで和えるだけ。
油と合わせることで吸収率UP。腸にもやさしい一品です。

〈材料〉
・にんじん 1本
・アボカド ½個
・ごま油 小さじ2
・塩 少々
・レモン汁 小さじ1

〈作り方〉

1.にんじんを細切りまたは薄切りにする

2.アボカドを一口大にカット

3.ごま油・塩・レモン汁を混ぜて和える

〈ポイント〉
・油と一緒にとることでβ-カロテンの吸収率が大幅にUP

・にんじんは生のままでOK(苦手なら軽くレンチンしても◎)

✅ ほうれん草と卵のバター炒め(WのビタミンA)

〈材料〉

・ほうれん草 1束
・卵 2個
・バター 10g
・塩・こしょう 少々

〈作り方〉

1.ほうれん草をざく切りにする

2.フライパンにバターを溶かし、ほうれん草をサッと炒める

3.溶き卵を流し入れ、大きく混ぜながら半熟で仕上げる

4.塩・こしょうで味を整える

〈ポイント〉

・ほうれん草は炒めすぎると水っぽくなるので“短時間で”

・卵黄とバターでレチノール、ほうれん草でβ-カロテンが摂れる組み合わせ。

・妊活で不足しやすい鉄も一緒に補える、頼もしいレシピです。

✅ かぼちゃのポタージュ(胃腸が弱い方にも)

〈材料〉
・かぼちゃ 1/8個
・玉ねぎ 1/4個
・牛乳または豆乳 150ml
・バター 5g
・塩 少々

〈作り方〉

1.かぼちゃと玉ねぎを薄切りにし、バターで軽く炒める

2.ひたひたの水を加え、柔らかくなるまで煮る

3.ミキサーで滑らかにし、牛乳(または豆乳)を加えて温める

4.塩で味を整える

〈ポイント〉
・冷え性の妊活さんにぴったりの“温活レシピ”

・牛乳が苦手なら豆乳でもOK(コクが出て美味しい)かぼちゃ+玉ねぎ+牛乳(or 豆乳)で作るやさしい味。

・温かい料理は子宮の血流にも◎。夜の冷え対策にもおすすめです。

うなぎと小松菜のさっと煮(レチノール × カルシウム × 鉄)

〈作り方〉

1.小松菜をざく切りにする

2.うなぎの蒲焼きを1~2cm幅にカット

3.だし汁(または水+白だし)、少量の醤油・みりんで軽く煮る

4.最後にうなぎを加えて温めるだけ

〈ポイント〉
・うなぎは温めすぎると硬くなるので「最後にさっと」

・ごはんにのせれば丼にもなる

・妊活に必要な レチノール + 鉄 + カルシウム が一品でとれる超優秀レシピ

✨まとめ

ビタミンAは、卵子の質・子宮内膜・ホルモンバランス・免疫・胎児の発育 すべてを支えてくれる“妊娠準備ビタミン”です。

妊活中は、動物性と植物性の両方から、バランスよく取り入れることが理想的。

まずは、作りやすいレシピから日常に取り入れてみてくださいね。

📍【次回予告】ビタミンAは良いことばかり?

実は、ビタミンAには摂り方を間違えるとリスクが生まれるという側面もあります。

特に妊娠中は、摂りすぎによって赤ちゃんの発育に影響が出る可能性があることも報告されています。

次回は…

「妊娠中のビタミンA、どれくらい摂ると危険?」

・どれくらいで摂りすぎ?
・避けたほうがいい食材は?
・サプリはOK?NG?
・妊活中と妊娠中で必要量は変わるの?

安心して栄養を取り入れるためのポイントを、わかりやすくお伝えします。

🌿 妊活の総合サポートなら「鍼灸整骨うりずん」へ

当院では、鍼灸・体質改善・栄養サポート・よもぎ蒸し・アロマケアなどを組み合わせ、
心と体の両面から妊娠しやすい体づくりをサポートしています。

「妊活、何から始めたらいいかわからない…」という方もお気軽にご相談くださいね。

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