11月13日 千葉市若葉区在住 44歳女性 (高橋ウイメンズクリニック併用)より、ご懐妊のご報告いただきました。おめでとうございます。
鍼灸整骨うりずんの妊活治療コースをご利用いただきながら、高橋ウイメンズクリニッ...etc
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こんにちは、鍼灸整骨うりずんです。
「低血糖と補食の大切さ」シリーズも今回が最終回となりました。
第3回は、血糖の乱高下が起こりやすい方へのサポート法としておすすめしている
“はちみつ水”=飲む点滴についてご紹介します。
■ はちみつ水は「口から入れる自然の点滴」
午後になるとイライラ、不安感、眠気、集中力の低下…
その原因が“反応性低血糖”だった場合、血糖をやさしく支える補食のひとつが「はちみつ水」です。
ブドウ糖と果糖がバランスよく含まれ、吸収の緩やかなはちみつを水で希釈し、1日かけてちびちび飲むことで、血糖の波をなだらかに保つことができます。
「低血糖症状が起きてから飲む」のではなく、**いつでも血糖が安定するように“先回りして飲む”のがポイント。まさに“口から入れる自然の点滴”**のようなイメージです。
■ 作り方と飲み方
- はちみつ:大さじ2(約40g)
- 水または白湯:500〜600ml程度
これをよく混ぜてペットボトルなどに入れ、のどが渇く前から少しずつ口に含むようにします。
午前・午後・夕方と、常に少しずつ飲み続けることが、血糖の安定を助けてくれます。
■ 症状が落ち着いたら、少しずつ卒業を
はちみつ水を始めると、
- 「午後の眠気が減った」
- 「ドカ食いが落ち着いた」
- 「イライラ・不安感が軽くなった」
- 「睡眠の質が上がった」
と感じる方が多くいます。
これは、血糖値が安定し、副腎や自律神経への負担が減っている証拠です。
しかし、症状が軽くなったからといって、急にやめてしまうと再び不調がぶり返す可能性も。
大切なのは、体が自力で血糖を安定させられるようにサポートしながら、段階的に卒業していくことです。
■ 自力で血糖を安定させるために必要なこと
はちみつ水に頼りすぎず、次のような生活習慣の改善を取り入れることで、
血糖値は徐々に安定し、症状の再発リスクも下げられます。
● 1)食事の見直し(3食+補食)
- 朝食を必ずとる
- 糖質をとるときは、たんぱく質・脂質・食物繊維も一緒に
- 補食で空腹時間を長くしない(干し芋、甘栗、ゆで卵など)
● 2)運動習慣の導入
特に注目したいのが「筋トレ」などの筋力アップの運動です。
筋肉は、**インスリンが働かなくてもブドウ糖を取り込む“もう一つの血糖処理装置”**です。
筋肉量が増えると、血糖の安定力が高まり、インスリンに頼らずとも血糖を下げられる体に近づきます。
無理のない範囲で毎日でもOK
- 翌日に疲れが残らない程度の軽い筋トレなら、毎日でも問題ありません
- 部位を日替わりで変えるのも効果的(例:月曜は下半身、火曜は上半身)
- スクワット、壁腕立て、階段昇降などからスタート
強度の高い筋トレの場合は、筋肉の回復時間を考慮して週2〜3回の頻度が目安となります。
こうした運動は、血糖コントロールだけでなく、ホルモンバランスや代謝改善、メンタルの安定にもつながります。
🍀まとめ
- はちみつ水は“飲む点滴”。血糖をやさしく支え、副腎や自律神経を守る
- 症状がある間は心強いケア法だが、急にやめると不調が再発することも
- 食事・補食・軽い筋トレなどと並行して行い、徐々に自然な血糖安定を目指す
- 筋トレは、インスリン以外で血糖を下げる力をつける鍵。無理なく継続を
- 毎日でもOKだが、疲労感がある場合は週2〜3回で回復を意識しよう
🌿鍼灸整骨うりずんでは…
妊娠しやすい体づくりにとって、血糖バランスの安定はとても大切です。
当院では東洋医学の知恵をもとに、気・血・津液の巡りを整え、
鍼灸・よもぎ蒸し・ホットストーン・アロマ・カッピングなど、さまざまな手法で
からだの内側から、自然な回復力を引き出すお手伝いをしています。
はちみつ水や補食の取り入れ方、食事や運動とのバランスなど、妊活や不調の背景に寄り添いながら丁寧にアドバイスいたします。
お気軽にご相談ください。
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